不思議なトコ

ずっとお休みしていた「たまご生活」ですが、自分でも何をどーしてよいやらわかんなくなっていた頃、整体をしている叔父さんからお声かけをいただきました。
「まだ、あきらめてない?それなら、どうかなと思って。」
そう話してくれたのは、にわかには信じがたい、でも、すがってみたい。そんな話でした。
詳しくはネット上に流すことが出来ないのだけれど、私はそこを「不思議荘」と呼ぶことにしました。


「不思議荘」は、私が学生時代を過ごした都道府県にあります。
そこへ夫婦で通ってみないか、というのが叔父さんのお誘いでした。
病院ではありません。
治療院に近いものの、看板はあがっていません。
昼間は「研究所」であり、夜は「治療院」に変わります。
「先生」と呼ばれる人は、叔父さんの話によると「気功学」の第一人者であり、昼間は研究をしたり、講座で教えたりしています。おん年は70を越えているそうです。


「先生」にはお弟子さんが二人います。
「げんちゃん」と「すみちゃん」、どちらも男性です。
叔父さんの話によると、「げんちゃん」は聞き漏らしましたが、
「すみちゃん」は昼間は漢方の薬局に勤めているそうで、二人とも夜になると「不思議荘」へやってきます。
そして、びっくりすることに、「げんちゃん」も「すみちゃん」も報酬は一切「先生」からもらっていません。
「先生」の魅力やすごさにとりつかれ、自ら学びたいがためにお弟子さんとなって、「先生」の助けをしているのです。


「不思議荘」は、口コミで聞いた人だけがやってくる治療院なのです。
夜の7時ごろに開院し、遅いときには夜中までやるそうです。


つづく。