旅日記3日目

昨日のイカ4段

2日目の分書いてから、(あっ!アレ忘れた!)ってのが出てくるもんですな。
「ホームスパン」はオイラは全然知りませんでした(パン屋さんかと思ってた)が、博識のクミクミとステキなものには鋭い嗅覚がはたらくブチョには、訪れてみたかったところのようでした。
解説書によりますとだな、「home spun」はもともとスコットランド生まれ。家庭で糸を紡ぐという意味があるのだそうです。日本で同じものが作れないかと気候風土が似ている地域として選ばれたのが岩手県盛岡市なのだそうです。ブチョの買ったアレはとってもステキざんしたよ〜。
「草紫堂」は紫根染めと茜染めの専門店。オイラたちが行ったときに別のカップルが入ってこられて奥さん(と見た)はどうも着物を仕立てるつもりのようで、生地をあわせておられました。いいな〜、いいな〜。オイラは根付でガマンしました。
3日目もでんでん虫号に乗り市内へ。
「光原社」は宮澤賢治の『注文の多い料理店』の出版元。賢治の壁詩(?)なんかもありました。ここのcafeでもコーヒーとおかしを1つ注文。みんなで分けました。隣りのテーブルでアイスクリームを注文されたのですが、すんげーでっかいのだった!食べ甲斐がありますよ〜。本人たちもびっくりしておられたので、「お嬢さんがた、よかったらいかがですか?」なんてお声がかかるのを待ってましたが、さすがにそれはありませんでした。(←自分で注文しろっての)
「藤原養蜂所」は、事前に調べていたのでは蜂蜜などを売っているところ、ぐらいにしか情報持ってなかったので、ちらっと見程度と思っていたのですが、実は2日目に横を通ったときに見つけてしまったのです!(でも休みだった。また岩手時間にぶつかる)となりでジェラートが食べられるのを!それが昨日の画像です。オイラは「いちごミルク」を注文しました。ブチョもクミクミも絶賛の嵐!朝の10時に食べたってすぅ〜っと入りましたよ。(←スケジュール上そうなってしまったのだ)盛岡へ行くなら、「小岩井リグレ」と「藤原養蜂所のジェラート」は必ず立ち寄ることをオススメします!
「盛岡正食普及会」もブチョおすすめの場所。おばあちゃん手作りのパンにロシアクッキーとな?!佇まいもなんとも古めかしく、味わいのあるお店でしたよ。
「一茶寮」はその隣りにある喫茶でした。古いお家の2階を改造したような感じで、ちょっと無愛想(←でもたぶん照れ屋)なお兄さんのとうもろこし入りスープはうめかったじょ。
お昼ごはんはやっぱり「小岩井リグレ」。3日連続行きましたよ〜。だって平日のランチメニューを知ってしまったら、やっぱ食べたいもの!あんだけついてて700円とはおどろきの値段だ〜!ぺんが食べたのは「スズキのバジルソースあえ」。スズキ大好きなんすよ〜。魚の中で一番好きかも。迷わず注文しました。写真を撮ろうと思ってケータイをテーブルの上に置いておいたのに、運ばれてきたら匂いをかいでよだれが出て、気がついたらほとんど食べ終わった頃でした。一応残骸をパチリしましたけどね。
「おでんせ」は駅の中にある岩手の観光物産土産センター。最終的にここで買い足りないモノを買って(クミクミは南部鉄瓶お買い上げ♪)、花巻空港へバスで向かいました。
だんだん帰りモードが出てくるのはさみしいもんです。空へ飛び立って岩手が小さくなり、名古屋へ降り立って、(あぁ〜もうすぐ旅が終わってしまう)という気持ちがだんだん強くなってきました。
今回の旅は人生に残る楽しい旅ベスト3に入りますな。ずっとずっとしゃべって食べて買い物して写真を撮って。ずっとずっと楽しかったんですよ。幸運にも恵まれたし。そして楽しい仲間と一緒だからこそ、食事も更においしく、見るものすべてが楽しかったんでしょう。
旅に行く前のオイラはお腹こわしてばっかりで、朝ご飯も食べられないかも、と思ってたんですが、一応3日間ともビオフェルミン飲んだものの、ぜんぜんこわしませんでした。それよか、あんだけ食べたってのが信じられないくらい。
こっちに帰ってきてからも、普通に食欲があります。余計体調が良くなっちゃった?のかも。だって本当に楽しかったから。ブチョにもクミクミにも、そして岩手にも感謝。
今度は讃岐うどんが食べたいという野望を抱きつつ、今回の旅は幕を閉じたのでした。